無機マテリアル学会とは

無機マテリアル学会とは

 無機マテリアル学会は、日本学術会議(旧 学術研究会議)内に設置された窯業原料協議会石膏分科会が母体となり、1950年(S25年)2月に「石膏研究会」として創立されて以来半世紀以上の年月を、セッコウ、石灰、セメントなどを中心とする無機質材料に関係する多数の研究者、技術者や、多くの関係団体、企業の参加をえて、世界的視野に立って無機質材料に関係する学術の振興、および産業の発展のための技術開発や研鑚に努めて参りました。

 また、近年にいたって環境問題がクロズアップされる中、安全で、無公害、地球に優しい無機質系の環境材料技術に関する研究や情報提供にも努めており、無機質材料に携わっておられる方々の学術団体として内外ともに確固たる地位を築いております。

 無機マテリアル学会は、それぞれの分野の方々の立場の違いを乗り越えて「無機質材料」、「環境」をキーワードに、同じ方向性にベクトルを合わせて相互理解、相互研鑚、相互協力を実施できる場を提供しておりますので、明日を担う研究者,技術者、企業の方々に、この機会に本学会の趣旨を理解され、是非とも入会されますようお勧めいたします。